更新・アップグレード



ソフトウェア・アプリケーションの更新

KDE や GNOME ではパッケージの更新がある場合に通知があり、パッケージの更新を行う事が可能です。

それ以外にも下記の方法を用いて手動で更新を行う事もできます。

パッケージの更新内容などを詳しく把握した上で、より安全・確実に更新可能です。


YaST Online Update

GUI で更新。前もってパッケージを詳細に確認できます

zypper

端末からは sudo zypper update で更新できます


Tumbleweed のパッケージ更新

Tumbleweed では数ヶ月に一度、千単位のパッケージが更新される場合があります。これは正常な動作です。

パッケージの生成を行っている gcc 関連の更新の場合はほぼ全パッケージを更新します。

また GNOME や KDE などのバージョンアップでは、gtk・qt 関連の更新も行われるため、これも多いです。


openSUSE のアップグレード (Leap)

Tumbleweed では常に最新状況になるので、この項目は無視して構いません。

 

openSUSE のアップグレードを行う前に……まずこれは行いましょう。

  • バックアップを取って下さい。アップグレードは最悪起動もできなくなる恐れがあります。
  • 現在の openSUSE でパッケージを最新状態にしておいて下さい。

13.2 から Tumbleweed・Leap 42.1 への更新は特に次の点にご注意下さい。

  • 2015年11月現在 GNOME を使用している場合は Fcitx がインストールされていると立ち上がらなくなります。
    必ず Fcitx パッケージを削除して下さい。.i18m による切り替えでも改善できません。
  • KDE を使用している場合は KDE Plasma 5 に変更し、初期状態となる部分があります。
  • Leap 42.1 の ISO は 64 ビット版のみとなります。Tumbleweed は 32 ビット版もあります。

新しいバージョンの iso からアップグレード

昔から openSUSE のアップグレードは iso から行う仕組みになっていました。

最新バージョンでも iso からのアップグレードを使用する事ができます。

インストールに近い手順でアップグレードを行います。

 

iso は 4.7G DVD 版・ネットワーク 版共に使用可能ですが、

ネットワーク版は 複数の環境に入れる場合、また環境によってはネット接続に失敗する事があるため、

4.7GB DVD 版の方が良い場合があります。

 

1. F2 を押して言語を選択、「日本語」を選択します。

ここでは英語のままでも構いません。

2.「アップグレード」を選択します。

ここで「インストール」にしないよう、ご注意下さい。



3. 英語で起動した時は

ここで「Japanese - 日本語」に設定して下さい。

4. 更新を行う openSUSE のパーティションを選択します。

/ でインストールされているところです。



5. リボジトリの確認。

必要なら変更または無効化を行います。


6. 最終確認。「更新』でアップグレードがはじまります。

完了すると再起動。そこは新しい openSUSE の世界です。



zypper を用いたアップグレード

SDB:システムアップグレード | openSUSE Wiki

 

運営者は Leap 42.1→42.2 をこの方法で正常に行えています。

リポジトリの置き換えは Leap 同士でバージョンが異なるだけなので、次のコマンドで大丈夫でしょう。

 

$ sudo sed -i 's/42\.2/42\.2/g' /etc/zypp/repos.d/*

 

なお、運営者の経験上、13.2→Leap 42.1 はカーネルパニックを起こし、起動する事ができなくなりました。

上の ISO を用いた手順がおすすめです。

 

サポート期間

openSUSE のサポート期間は下記のとおりです。(2016年11月現在)

  • Tumbleweed - パッケージを更新している限りずっと
  • Leap - 少なくても 3 年。Leap 43.x 公開まで(Leap 42.1 は少なくても 2018年11月)
  • 13.2 - Leap 42.2 公開から2ヶ月後(2017年1月予定)
  • 13.1 - Leap 42.1 公開から2ヶ月後(2016年1月まで)。Evergreen リリース延長サポート は 2016年11月 まで